2013年2月2日
ご先祖様の供養
本堂には年忌札を貼っており、今年の年忌あたりがわかるようになっております。
昔は100回忌、200回忌まで年忌札を貼っていたようです。
しかし最近は100回忌のお参りをする方がいなくなり、ほとんど残るようになってしまいました。
そこで何年か前から本覚寺では50回忌までしか貼らないようにしました。
しかし本日、年忌札を貼っていないにも関わらず、年忌あたりを調べて下さって100回忌のお参りをしました。
100回忌と50回忌の両方が当たっておりました。
50回忌の年忌札もほとんど残る昨今ですが、本当に素晴らしいことだと思います。
100年前のほとけさまというと、大正3年に亡くなられたご親族の方です。
大正3年とはついこの前のことだと思う方もいる
のではないでしょうか?
ご先祖様や自分たちの歩んできた過去を振り返り、感謝をする。それがなければ、未来を見据えたり想像したりすることなど出来ないのではないでしょうか。
昔に比べて年忌あたりのお参りをする方自体が少なくなってきておりますが、今一度ご先祖様を大切にする心を思い出していただきたいと思います。