2013年1月15日
雪と闘わないということ
先人の知恵として「雪だわら」というものがあります。
最近はあまり見かけなくなって参りましたが、本覚寺では現在も現役で使っております。この辺の地方では「ふみだら」とも言うようです。
駐車場や道路などは除雪が必要ですが、人が歩くところは全てこれで雪を踏んで固めております。
歩くだけで雪が押し固められ、歩けるようになります。
雪とは、春になればどうせ溶けてしまうものです。
抗わない、闘わないという方法も雪にはあるのだ、と先人が無言で教えて下さっているような気がします。